ニュース&イベント
平成21年4月第三回介護改正 審議スタート
第三回目の介護改正に向けて介護給付費分科会が急ピッチで開催されております。
今後のスケジュールについては10月は介護従事者対策等を中心に議論し、以降12月中旬をめどに居宅サービス・施設サービスについて議論を行い、今年中に報酬・基準の取りまとめがなされ早ければ来年1月中旬までに『介護報酬改定案諮問・答申』が実施される予定となっています。現在では十二の介護分野のうちこの3年間での比較を行った結果、グループホーム、訪問入浴介護、訪問介護、通所介護のみが収支が改善し以外のサービスについては経営が悪化しています。その背景には介護報酬改定において、平成15年に-2.3%、平成18年に-2.4%と、過去2回の改定では、大幅な引き下げとなったことから、全国保険医団体連合会が次回改定については平均3%以上の引き上げを要求しています。
今回の改正は前回の予防シフト改正に対する評価と介護従業者への配慮(待遇改善)といった相反する性格を持った課題の解決が求められています。来年4月の改定内容を審議している介護給付費分科会は事業所団体ヒアリングや厚労省からの資料を
参考にして次期改定についての原案作りを行っておりその内容が反映されるもあると思われます。沢山の意見が出ておりますが、メディアに取り上げられたものを中心に順不同で以下に列挙します。(ニュアンスについては発言内容と異なっている点もあるかも知れませんのでご留意下さい)
◆人件費比率の改定
現行の人件比率(地域区分)の見直し。設定を引き上げるべきとの意見。
国家公務員調整手当てに応じたものであるが、物価水準等も加味したものにすべき。
現行の体系が変更される可能性有。
◆人員への加算制度の創設や待遇改善策
現状、指定基準より人員を手厚く配置している点を考慮した加算。
看護職員の待遇改善のために資格や経験年数などを評価して報酬に加算。
◆特別地域加算の引き上げ
特別地域加算の引き上げと共に利用者の負担が増加しないように配慮した報酬(加算は公費負担) を設定。328保険者(特定農山法や半島振興法が適用される地域等)を対象とした新たな地域加算や訪問時における地域加算の新設。
◆リハビリテーションに関わる報酬の見直し
認知症短期集中リハを通所リハにも拡大適用や老健の短期入所についての個別リハの評価等。
◆夜間体制の加算の条件緩和や介護・看護体制の充実
入居者の要介護レベルの重度化などによって二十四時間の医療サービスの需要や夜間の介護・看護体制維持のための報酬増額
◆かかりつけ医の連携加算
介護保険利用者について施設の配置医師とかかりつけ医が十分に連携できる仕組みを介護報酬か診療報酬の中に構築する等。
◆介護計画作成に対する評価方法の変更
居宅介護支援事業で収入に対する赤字が最も深刻だったことから、現在、要介護度で2段階となっている報酬区分についての見直し。入院・入所チームから在宅チームの走者にバトンを上手に渡したことに対してケアマネの報酬上見直す(在宅連携加算?)ことについても提案有。
まだまだ沢山の内容が論議されていますが、今後会議が開催される度にメディアを賑わしていくと予想されます。









